【お花見特別企画!】京都御所を歩く ~幻の京都駅弁でお花見を~ 
【京都御苑の花を愛で、歴史を知る ~大政奉還150年に寄せて~】
京都御苑は桜・梅・桃はもとより数多の植物たちが季節によって美しい花をつけ、またあるいはその葉の色を変え、いつどんな時でも京都市民はもとより、訪れるものの心を癒やす憩いの空間であります。

とは言え、これだけの公園空間がいつ、どのようにして作られていったのかを知る人はそう多くありません。そして御苑の中心に位置する京都御所とそれを取り囲むその空間との関係について意識しながら御苑の自然に触れている人もそう多くないのかもしれません。

そこで、京都御苑の花々を観賞しながら、御苑の歴史、ひいては京都の歴史を紐解く小さな旅にでかけましょう。新たな京都の一面に触れることができるかもしれません。この旅は日本史のエキスパートがご案内いたします。今年は大政奉還150年という記念の年、その舞台のひとつともなった京都御所で歴史を感じ、季節を感じ、そして舌鼓を打ちませんか?

お楽しみは散策の後のお花見!御苑は梅・桃、そして様々な種類の桜があちこちに見事な花をつけ、香りを放つ一大花見スポットでもあります。開花も予想される4月の2日、みなさまにご提供するのは「幻の京都駅弁」!

長年にわたって京都駅弁として愛されながらも、惜しまれながらその役目を終えた京都駅弁の代名詞「萩の家」さんのお重をご用意いたします!旅人たちの夢を叶えてくれた京都駅弁がいまここに蘇ります。「幻の京都駅弁」萩の家さんの豪華お重とお酒とお茶をご用意いたします。みなさんで花を愛で、語らいましょう!この時季だけの限定特別企画です!
【新発売!本格茶葉で楽しむ「椀茶」をご提供】
また、今回ご提供させていただくお茶は3月25日に新発売いたします「椀茶」でございます。「椀茶」は「ド・コ・デ・モ 急須感覚、本格茶葉使用のカップ茶」として満を持して発売される新作です。このたびは発売元である株式会社クイック様のご厚意によりお弁当・お花見のシーンに合う本格的なお茶を楽しめる逸品として「京都宇治銘茶 丸宗監修 宇治茶」をご提供いただきました。カップ茶ですのでお土産としてもお持ち帰りいただくことができます。宇治茶ブランドの実力をお楽しみ下さい。京都まほろばツアーズの「京都御所を、歩く」「椀茶」とのコラボレーション、そして幻の京都駅弁「萩の家」の歴史ある味を、歴史の舞台で楽しんで下さい!椀茶についての詳細は椀茶公式サイト http://wan-cha.jp/ をご参照下さい。


【京都駅とともに歩んできた京都駅弁「萩の家」】
創業明治24年の老舗「萩の家」。京都駅を利用したことがある人ならばその名前を目にしたことが必ずやあるでしょう。70年以上「京都駅弁」として親しまれた「萩の家」ですが、およそ6年前に京都駅から撤退を余儀なくされました。今でも仕出し屋として営業されていますが、京都駅で「駅弁」としてその場で購入することは叶わなくなりました。そんな思い出の「京都駅弁」を京都御苑で花見に興じながら味わいませんか?

「駅弁」のあり方が日に日に変わっていく昨今にあって、昔の思い出に浸りながらゆったりとした時間の中で京都ならではの至福な時間を過ごしましょう。京都御所の歴史や御苑の自然を感じることもできます。


【大政奉還150年の記念すべき年を、その舞台で】
・堺町御門と鷹司邸跡のいしぶみ京都御苑の九門のひとつ、南の中央に位置する堺町御門。この堺町御門と、門をくぐった先にある鷹司邸跡のいしぶみ。このふたつの史蹟を舞台とした幕末の歴史をご紹介するとともに、邸跡の目印夏みかんの木、そのそばの黒木の梅を観賞します。

・京都御苑の古地図を見よう鷹司邸を紹介したところで江戸時代の古地図を見てみましょう。今の御苑がどのような姿であったのか。その姿になったのはいつのことか。今私たちが立っている場所に何があったのか。そしてその姿はなぜ失われてしまったのか。京都御所を取り巻く歴史と現在、豊臣秀吉と京都、天皇と公家、明治維新と東京奠都、それらについて古地図から読み取りましょう。

・九条池、厳島神社、拾翠亭から白雲神社へ鷹司邸跡から西へ、京都御苑に残る数少ない江戸時代の遺構、九条邸跡(九条池・拾翠亭・厳島神社)を紹介します。また、この厳島神社をはじめ、京都御苑内には3つの神社が遺っています。そのひとつ白雲神社を紹介し、なぜ御苑に神社があるのか、白雲神社が楽器の神様を祀っているのはなぜか、その答えは神社境内の北に立てられたあるいしぶみにあるのです。

・出水の小川、桃林、梅林、桜林から巨木「椋の木」、蛤御門 春の到来を知らせる御苑のみどころ。出水の枝垂れ桜を観賞したのちに、出水の小川へ。小川の流れはいったいどこから?桃林・梅林・桜林、かつてここには何があったのかを紐解きつつ、木々花々を愛で、林を歩いた先に、大きなムクノキが。御所の築地塀のすぐ近くに堂々とそびえるムクノキはいったい何なのか。そしてそのムクノキのすぐ西に見える蛤御門。蛤御門とムクノキ、そして御所、その関係に迫ります。

・建礼門、猿が辻、旧中山家跡・祐ノ井から近衛邸跡の糸桜・近衛池へ 御所の正門・建礼門。建礼門はいつ開くでしょうか?有栖川宮邸跡の樹木を見つつ、有栖川宮家と幕末の物語をご説明します。その後、御所沿いに北へ、皇女和宮の生家である橋本家跡、猿が辻へと向かいます。猿が辻と呼ばれる御所の北東角の築地塀には謎のくぼみが。このくぼみは何?猿が辻とは?さらにここで起きた事件とは?そしてその先に見える旧中山家跡へ。数々の公家が立ち並んでいた中で「中山家跡」が史蹟として遺されているのはなぜ?邸跡に見える井戸は何?そして五摂家のひとつ近衛邸跡の糸桜(枝垂れ桜)・近衛池を鑑賞しつつ、近衛家のルーツと今を紹介いたします。


【御苑で贅沢な花見、お弁当に舌鼓、そして京都御所参観も】
・中立売休憩所、そしてお花見へ…疲れた体を中立売休憩所で癒やしましょう。しばしの休息。ここではおトイレはもちろん御所グッズ、皇室関連のグッズだけでなく、京都土産やおやつなどを購入することができます。そしてその後はお楽しみのお花見!芝生の上に腰を下ろし、幻の弁当に舌鼓を打ちながらゆるりと酒を酌み交わしましょう。そこにあるのは京都で時を過ごす者だけに許された贅沢でで至福な時間なのです…また花見の後は御所見学などいかがですか?昨年から当日参観が可能になった京都御所。お気軽に参観できます。
【お知らせ】
現在、京都御所が月曜日を除く毎日、その日に入場、参観できます!
平日は15時50分(日祝は16時30分)まで入場できますので、ツアーの前や後に京都御所の参観はいかがですか?気軽になった京都御所見学をぜひご利用下さい。

開催日時
お問い合わせ下さい

※桜の季節ではご希望の日程に同様の企画を催すことが可能の場合があります。(受注企画旅行。2名以上でお申込みの場合)
3月27日~4月9日の期間内でご希望の日時がありましたらまずは京都まほろばツアーズまでお問い合わせ下さい。お気軽にどうぞ!

※お食事からご参加される場合も承っております。ご連絡下さい。

tours-info@kyoto-mahoroba.com
集合
地下鉄烏丸線 丸太町駅 1番出口 地上付近
(旗を持った係員がお待ちしています)
参加費用
4,000円(税込、資料・お弁当、お飲み物代を含む)高校生以下は3,000円
※当日集合時にお支払いください。お釣りのないようお願いします。
※小学生以下は、保護者同伴に限り2,000円です
コース
コース(距離:約3km、おおまかなコースです。詳細は当日にご案内します)地下鉄丸太町駅→堺町御門→鷹司邸跡→九条池・拾翠亭(九条邸跡)→白雲神社(西園寺邸跡)→中川宮邸跡→清水谷邸跡→蛤御門→建礼門→松平容保仮本陣跡→有栖川宮邸跡→学習院跡→橋本邸跡→猿ヶ辻→中山邸跡→近衛邸後→中立売休憩所(トイレ、お土産の購入ができます)→御苑内でお花見
ツアーディレクター
村上 トシアキ(ムラカミ トシアキ)  
千葉県市原市生まれ。京都市下京区在住。京都まほろばツアーズ代表・旅行業務取扱管理者。文学学士(比較歴史専攻)政策科学修士(都市史・都市交通専攻)、博物館学芸員資格、歴史検定日本史1級、中学社会科、高校地理歴史科・公民科教員免許、図書館教諭免許所有。趣味はまち歩き、地図、鉄道旅、史跡探訪、酒場巡り、音楽観賞、ギター、J2観戦、野球観戦。京都の街を隅から隅まで歩き続けて◯十年。ロージの奥に潜むストーリーを日々求める毎日。北は宗谷岬から南は波照間島までを鉄道や船、バスといった公共交通と歩きで制覇。稚内から波照間島まで全国の麺屋、居酒屋を巡るとともに津々浦々の史跡を訪問。その壮大かつ詳細な経験をもとに歴史・まち・祭事・食・酒・交通に関するツアーであなたをその世界に導きます。
星 順也(ほし じゅんや)  
京都市中京区生まれ。京都市中京区在住。交通文化社代表、京都まほろばツアーズ副代表。文学修士(交通史専攻)、博物館学芸員資格、高校地理歴史科教員免許所有。鉄道関連の蔵書は2万冊上を誇る鉄道および鉄道史のエキスパート。京都洛中はゆりかごから現在まで過ごした勝手知ったるいわば主戦場。古地図を駆使して京都の街を紐解くこと幾数十年。また東西南北全国を旅し続けた旅と鉄道、まち歩きと食べ歩きの大家にして権威。高校社会科教員も十数年つとめた豊富な経験と膨大な知識を活かした緻密かつ壮大そしてパワフル、ユニークでオリジナリティあふれるガイドを展開、あなたを京都の裏面のみならず、きょうとの近代史の輝き、京都鉄道史の世界へ誘います。

お申込み
こちらのフォームより前日までにお申し込みください→ お申し込み
(定員約20名、事前予約・最少催行人数2名)
※当日のお申し込み・ご参加は事前(ツアー開始1時間前)にご連絡下さい。